- この様な症状で
お悩みではありませんか? - 肩が重くてだるい原因
- スマホの見過ぎで肩がだるくなる
「スマホ巻き肩」 - 右肩の肩のだるさや痛みは
内臓の病気のサイン? - 肩がだるい時の治療
- 肩がだるい時の対処法
この様な症状で
お悩みではありませんか?
- 常に肩に重みがある
- 首から肩にかけて、こりやだるさ、重みがある
- 肩こりが継続している
- デスクワークが続いて肩がだるい、重い
- 頭痛や吐き気がするほど肩が凝っている
このような症状に対して有効な治療を行っております。肩のだるさでお悩みの際は、なるべく早期の段階で当院にご相談ください。
肩が重くてだるい原因
肩こりとは、肩周りの僧帽筋をはじめとする筋肉がだるい、重いと感じる状態です。普段の姿勢の悪さや日常生活のストレスが血流悪化や筋肉の疲れを引き起こすために生じます。首から肩に至るまで、痛みや固さ、重量負荷がかかる感覚が起こり、悪化すると吐き気や頭痛などの症状も現れます。
ストレス
肩こりの原因として、苛立ちや心配事など、負の精神状態によるストレスが挙げられます。ストレスによって筋緊張が起こり、無意識に肩周りに力が入ると筋肉が疲れてしまうため、肩こりが起こりやすくなるのです。
運動不足
運動不足だと筋肉が疲れやすくなり、肩こりも起こりやすい状態になっています。日常生活に汗ばむ程度ウォーキングやジョギングが有効です。
スマホの見過ぎで
肩がだるくなる
「スマホ巻き肩」
スマートフォンを操作する姿勢が悪いと、継続的な首や肩のこりなどの「スマホ巻き肩」と呼ばれる症状が起こります。「スマートフォン症候群」と呼ばれている症状の一種です。下を向いて肩が丸くなっていて、重い頭を支えている首にとって負荷が大きい体勢がずっと続くことが原因です。
スマホ巻き肩の症状
首が伸びてしまう
ストレートネック
首や肩のこりの一因となるストレートネックは、長時間前傾姿勢を保つと発症します。スマホ巻き肩になった状態でスマートフォンに見入っていると、通常であれば軽度前湾している首の骨がまっすぐか後湾となってしまうストレートネックになり、さらに首や肩がこるようになる負の連鎖となってしまいます。
継続的な肩や首のこり、頭痛
スマホ巻き肩によって両肩と肩甲骨が前に出ると、これらとくっついている僧帽筋がずっと緊張してしまいます。筋緊張の継続は、首、肩、背中の張りだけでなく頭痛の原因にもなります。
浅表性呼吸、易疲労性
スマホ巻き肩によって肩が前に出る一方で、胸周囲の筋肉は常に収縮した状態になってしまいます。胸周囲の筋肉が収縮すると硬くなり、肺が圧迫されて膨らみにくくなります。そうすると十分な酸素が吸えなくなり、身体に必要な酸素が届かないため疲れを感じやすくなります。
右肩の肩のだるさや痛みは
内臓の病気のサイン?
肩こりには内臓の病気が隠れている可能性があります。たかが肩こりと考えないようにしましょう。
肺の病気
肩や背中のだるさやこりは、大抵ストレスや姿勢不良のため血流が悪くなって生じます。しかし、肺膜炎や肺結核にかかると、咳、微熱、だるさに加え、肩こりやだるさが初期症状として現れることがあります。
心臓病
心筋梗塞や狭心症を発症すると、肩周りの重さ痛みが生じる可能性があります。左肩や背中に症状が現れやすく、胸痛も起こります。狭心症は心筋梗塞が起こる前に発症しやすい病気です。日頃から胸やけや胸が締め付けられる感覚、背中全部が痛い、といった症状がある場合は要注意です。
胃腸障害
胃の調子が悪い時、便秘や下痢などでも肩こりや肩甲骨の痛みが生じる可能性があります。
肝障害
肝炎などの肝障害によって横隔膜が刺激され、首の右側から肩の後ろの痛みが生じ、可動域に支障が出ることがあります。
肩がだるい時の治療
肩こりには別の疾患が隠れている可能性があります。当院では、問診や検査をした後に症状に合わせて次のような治療を実施しています。
酷い肩こり、手腕の痺れや痛み、喋りにくい、といった症状が現れたら、病院を受診して検査を受けましょう。
温熱療法
温湿布や音波で患部を温め、血流を改善することで肩こりの治療を行います。
マッサージ療法
肩こりの主な原因である血行不良を解消するためのマッサージを行い、筋緊張を緩和して血行を促進します。
運動療法
肩こりに効果的なストレッチや生活指導を実施して、筋緊張の改善を図ります。
薬物療法
肩周りの筋緊張を和らげるため、適度に効果がある筋弛緩剤を用いて血流改善を促します。
また、一般的に「痛み止め」と呼ばれている鎮痛消炎剤を使用して、痛み物質に作用して症状の緩和を図ります。
局所麻酔剤
(トリガーポイント注射)
肩こりの患部に局所麻酔剤を注射し、筋肉内の血管を拡張して血行を良くすることで症状が緩和します。これは、患部に蓄積された痛み物質や疲労物質が流されるためです。
肩がだるい時の対処法
筋疲労が原因の肩こりは、血流の改善により解消可能です。最も簡単なのは、湯船に浸かっての入浴やシャワー浴で首や肩をしっかり温めることです。軽く伸ばす程度のストレッチも良い方法ですが、痛みが生じるほど伸ばさないようにしてください。また、日常の姿勢の悪さも肩こりが生じる一因です。背筋を真っ直ぐにすることを意識しましょう。
肩こりの予防や症状緩和のための工夫として、バッグは両肩に均等にかけるようにする、一定時間経ったら態勢を変える、眼精疲労の回復、身体を温める、といった方法もあります。